有志蔵元利き酒会に行ってきました。

11月6日、新橋の「日本酒造会館」にて開催された『行くぞ 21世紀! 有志蔵元利き酒会Vol.1』に行って参りました。
この会は中間業者が介さず、まさに、意気込みのある若手蔵元が集まって開催されたものです。もう、造りが始まっているのにもかかわらず、日本酒を広めようと努力されている姿が好感触です。

参加蔵元一覧
出羽鶴・刈穂(秋田)
秋田清酒株式会社
夜明け前(長野)
株式会社 小野酒造店

蔵王スターワイン(山形)
有限会社 タケダワイナリー

酒一筋(岡山)
利守酒造株式会社
自然郷・さわやか(福島)
合名会社 大木代吉本店
富久長(広島)
株式会社 今田酒造本店
東力士(栃木)
株式会社 島崎酒造
天山(佐賀)
天山酒造株式会社

自称・玄人風素人として、個人的な意見を述べさせていただきますと、全体の感想としては、やはりレベルは高いですね。意欲がとても感じました。しかし、その中でも個性を発揮しなければ関東では難しいと思います。良かったお酒をご紹介いたします。
自然郷ひやおろし 複雑な香りと旨みがあります。「ひやおろし」としてはまだ若い感があります。
天山酒造
・七田(しちだ)純米吟醸
・七田 純米
・温故知新・極15年
この七田ブランドは常務の若旦那が今年になって初の醸したお酒です。含み香と米の旨みが絶妙のバランスと複雑さを表現しています。佐賀県という南の地域ですが酒米は地元産で自らも米を作っています。「温故知新・極15年」は限定の麦焼酎です。これは衝撃的な個性を発揮しています。口に入れた中の香りはまさにフレーバーです!口から香水で出ている感覚。しかし、いやみな感じでは全くなく、新感覚の焼酎です。
夜明け前 純米生一本 結構試飲した後に飲んだのですが、長野県のアルプス酵母、インパクトを植え付けてきます。出品酒は確かすべてアルプス酵母を使用していたと思います。この「純米生一本」は旨みもあり楽しめると思いますが、この酵母の香りは夜になってもおなかから出ているようで、モタレル感があるので好き好きですね。
富久長
・純米吟醸雄山(ゆうざん)
・ 純米吟醸 
     中汲み槽しぼり
・ひやおろし吟醸秋櫻
2年くらい前か私がまだ酒の味がわからないときに1回テイスティングしたことがあったのですが、その時の印象は立ち香がの印象がすごく強かったのですが、今回ゆっくりと利いてみて、まず、香りのインパクトはちゃんと継承されていまして、さらに味にその香りが浸透しているかのように、ブットい味わいが醸されています。そして驚くことにどの名称酒を飲んでも富久長の統一イメージが表現されていることです。技術力の高さが覗えますね。全体として若めでフレッシュなお酒です。長期熟成は難しいですが安心して楽しめます。
蔵王スターワイン
今回唯一のワイン蔵です。
私個人的にはワインは難しいアルコールと思っていますが、担当の方が丁寧に教えてくださいました。全体の感想としてはとても分かりやすいワインで本格的!フランス産ということで高い値段がついているのとは訳が違います。日本のワインは捨てたものじゃありません。豊富な種類がありTPOに合わせやすいワインです。