てるて姫イベント情報

今回はお酒から離れて、地元相模原の伝説「照手姫」のイベントが行われるのでご紹介したいと思います。

芸術の秋に是非参加されてはいかがでしょうか。

照手姫の物語   参照−近藤ようこ著・説教「小栗半官」−

 

その昔、相模・武蔵両国の守護代、横山将監の館に玉のような姫が生まれた。照手と名づけられた姫は美しく成長し、その美貌は世間で評判になった。この噂を耳にした常陸の国(茨城県)の若き国司、小栗判官は照手の住む横山の地に赴き、たちまち一目惚れ。そのまま婿入りしてしまう。

 ところが、父親の横山将監がこれに激怒。小栗を酒宴に招いて毒殺し、娘の照手も相模川に沈めるよう家来に命じる。しかし、照手は家来の情けに助けられ、岸辺に流れ着く。だがあまりの美貌が災いして人買いの手に渡り、各地を転々。美濃の国(岐阜県)青墓の遊女宿よろず屋に売られ、「常陸小萩」と名を変えて、下働きのつらい仕事に就く。

 そんなある日、よろず屋の前に一台の荷車が止まる。乗っているのは「餓鬼阿弥陀仏」という異様な風体の男。目も見えず、耳も聞こえず、口も聞けないこの餓鬼阿弥こそ、実は閻魔(えんま)様の恩赦により地獄からよみがえった夫・小栗判官なのだが、照手は知る由もない。

 餓鬼阿弥は、熊野本宮の湯の峰の湯につかれば元の体に戻ると言われ、人々の情けで車を引いてもらい、熊野へ向かう途中なのだ。哀れに思った照手は宿の主人に願い出て5日の暇をもらい、餓鬼阿弥の車を懸命に引く。しかし、西近江まで来たところで5日の期限が切れ、後ろ髪を惹かれる思いで宿に戻る。

 その後、餓鬼阿弥は人々の協力で無事熊野に到着。49日間湯につかると、身の丈6尺余のい偉丈夫、元の小栗に戻った。復活した小栗は朝廷から、美濃の国を与えられて、常陸小萩こと照手姫と再会。こうして二人はいつまでも幸せに暮らしたという。  

 

第10回全国をぐりサミット「てるて姫の里 相模原 2000」
   プレイベント  講演と実演
  9月30日(土) 2時〜4時  入場無料(100人) 1:30開場 直接開場へ
    相模原市立橋本公民館 大会議室  TEL042-771-1051
    (JR横浜線 橋本駅北口隣接)シティープラザはしもと(橋本ビブレ6階)
  講演 「小栗・照手と相模野」−鬼鹿毛馬頭観音とその周辺ー  
相模女子大教授  神谷 吉行 氏
  実演 「今様 照手語り」−説経をぐり−より
遊行座  東の宮(とうのみや) 美智子 氏 

 

  10月21日(土)
  記念公演 「をぐり考」  中西 和久  ひとりうた芝居
    1:30開演  あじさい会館ホール  入場料 3,000円(全席指定) チケットぴあで発売中
  交流会・懇親会  5:30〜8:00  会費 5,000円
    相模原第一ホテルアネックス  TEL042-757-6551 (JR横浜線 古淵駅から徒歩3分)

      アトラクション  遊行座  東の宮(とうのみや) 美智子 氏  −今様 照手語り−

 

  10月22日(日)
  「てるて姫の里」史跡めぐり  バスツアー 申込制(事務局へ)
   9時出発、14時頃JR横浜線沿線の駅で解散予定 
   当麻山無量光寺、名馬塚、てるて姫産湯の井戸、てるて姫レリーフ、榎神社、相模川

 

「をぐりサミット実行委員会事務局」
相模原市南橋本2−4−16−204 安藤雄一郎税理士事務所内 電話042-779-3309
事務局長 安藤 和次郎

 

仮面劇 小栗判官 照手姫 横浜ポートシアター公演
「説教をぐり」より2000年バージョン
力強い曼荼羅絵巻…小栗はいつも再生を繰り返す!
中世末期の頃より語り継がれてきた「小栗と照手」の数奇な物語が金泥に彩られた死と再生・復讐と癒しのスペクタル・エンターテイメントになった。
初演以来18年の熟成を経た代表作が新しい船劇場再生に向けて、多くのご支援のもと、20世紀最後に蘇る。
  ◆出演  横浜ポートシアター
  ◆日時  11月16日・17日(19時開演、17日のみ13時開演の2公演)

  ◆会場  横浜市教育会館  JR・東横線・地下鉄桜木町下車 徒歩10分 電話045-231-0960

  ◆料金  4,000円(前売り)、4,500円(当日) チケットぴあで発売中
  お問い合わせ 横浜ボートシアター  電話 045-241-3361